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人の喜ぶ姿や楽しそうな顔を見るのが何より好き

自分のゴールというか、目標みたいなものってありますか?

この仕事で目指しているのは「私自身と住む人が納得のいく家を建てたい」ということです。

住む人に寄り添った形で居心地の良い空間を実現してあげるお手伝いができたらな、と思っています。

なるほど

さらには、その住まいの場所、土地、自然のことなども考えて、環境の中にどうやって共存していくかみたいな


自然との共存?ってことですか?

いえいえそんなに大それたことではなくて、なんかこう言うことって難しいですよね。
言いすぎちゃうとオーガニック、自然食しかとらない人みたいに思われそうで(笑)
そこに昔から生えていた木みたいな家が本当はいい家なんじゃないかと。環境に適した形になり、木自体も快適に生きてて、周囲にも愛されてる…という様な。

行き過ぎたロハス、行き過ぎたスローライフ

そうそう、嫌いじゃないんですけど私自身はあまりこだわってはいなくて、もちろん体に良いことは取り入れていくべきだと思うし、環境を破壊する行為はよくないですし、でもそれって人それぞれのバランスっていうのがあると思うんです


人に強要するのはいやですよね、前にありましたもん、コンビニのパンを食べていたら、「死ぬよ?」っていわれたときは、死んでないしって思いましたもん。

(笑)そうそう! その人が選択して、生き方を決めていくことは素晴らしいと思っているんです。私にはあまりそういう境界線をつくって生きていないっていうか・・・

話が飛んじゃいましたけど野口さんにとってデザイナーとはって話でしたよね

そう、家も同じだと思うんですね。その人の選択する生き方に合わせた家を作ることをサポートすることで、私の感覚を押し付けることではないと思うんです。これから先もっともっと経験値を重ねていった先にその人、その場所に合わせた、スタイリッシュかつお施主さんの想像を超えたアイディアを提案できるデザイナーになれたらいいなって思っています。

この街・人・世界とどのようにデザイナーとして関わっていきたいと考えていますか?

究極な話、私は人の喜ぶ姿や楽しそうな顔を見るのが何よりも好きなのかもしれません。私が起こしたアクションで人やひいては町が喜んでくれたり、楽しくなってくれたりすれば嬉しいし、この仕事に携わってよかったなと思うと思う。
だから作る物もどこか住んで快適というだけでなく、クスっと楽しんでもらえる様なものを創れたらなって思っています。